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「HERO」新鮮さ生み出す“抜てき枠” 検事役に吉田羊

第1回(14日放送)の視聴率が今年放送の全ドラマで1位となる26・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録する好スタートを切ったSMAP木村拓哉(41)主演のフジテレビ「HERO」。13年前に放送した前作の大ヒットは、作品のコメディー要素を引き立てた実力派俳優たちの存在も大きかった。当時は全国区の知名度ではなかった八嶋智人(43)、小日向文世(60)らを起用したことが新鮮に映り、ブームの追い風にもなった。



 今作の出演者の中にも、そんな“抜てき枠”がある。制作サイドが「今回も“HEROをきっかけに、皆さんに知られていく”という人を1人はつくりたいという思いがあった」と起用したのが、吉田羊(よう、年齢非公表)。

 01年に劇団「東京スウィカ」を旗揚げした舞台出身の女優。「場面場面で自在に演じ分けられる力量と瞬発力が抜群」と演劇関係者の評価が高く、最近では11年のNHK大河ドラマ「江」、12年度のNHK連続テレビ小説「純と愛」にも出演。今回は、プロデューサーと監督が出演舞台を見に行き「彼女なら!」と、木村拓哉(41)演じる主人公が再着任した東京地検城西支部の検事役に抜てきした。

 今後、そんな羊が狼になる。「あるよ!」のセリフで人気の田中要次(50)がマスターを演じる店で、「1人だからって寂しいわけじゃないのよぉ〜」と酒にのまれ、北川景子(27)や正名僕蔵(43)演じる事務官に絡む場面が描かれる。

 実際の吉田について関係者は「焼酎が好きですが、役柄のように絡んだりはせず、仲間と楽しく飲んでいます」と話している。だが、“羊”が“狼”へひょう変する演技は期待大。あらたな名物シーンになる可能性もありそうだ。

 タイトスカートにヒールという格好いいキャリアウーマン風の衣装に身を包む一方で、夜は酔っぱらう可愛らしい一面もあるキャラクター。実力あるバイプレーヤーが、視聴者のハートをつかむのもHEROの魅力だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140721-00000078-spnannex-ent
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